こんにちは。
スタッフの髙橋です。
現在、行政書士会の成年後見の研修を受講しています。
成年後見制度は、現在、全国で約2万6千人が利用、都内では約3,300人が利用しています。
本人や親族以外で、市区町村長が申立することができるのですが、年々この申立が増えているそうです。
というのも、身寄りがなく、一人暮らしで認知症になってしまい、
後見制度を利用しなければならない状況が増えているとのこと。
成年後見人の役割としては、身上監護・財産管理をする等、本人の意思を尊重しつつ、
本人の代わりに手続き等を行います。
そして、本人をサポートするうえで、ご親族、地域の方や社会福祉協議会、ケアマネジャー等
本人の周囲の人々と協力・連携していくことが大事になってきます。
自分がどうしたいか、どう生きたいか等意思を伝えられなくなってしまったとき、
本人もつらいですが、それを聞くことができない周囲の人も大変なのだと改めて感じました。
周りが良かれと思ってした行動が、本人にとっては嫌な場合もありうるので、
そうなる前に自分がどうしたいか家族に伝えておく、エンディングノート等に書き留めておくことも
大事なことではないでしょうか。
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