皆さん、こんにちわ。
司法書士の柿沼です。
弊所では、
株式会社や一般社団法人の設立や遺言書の作成で、よく公正証書を利用しますが、
この公正証書がいよいよ完全オンライン化へ舵を切る!?というニュースがでました。
公正証書、手続きオンライン化へ=改正案を来年通常国会に提出―法務省
(参照:時事通信社サイト)
通常は、公証役場に出向いて、公証人の面前で文書を本人が確認して公正証書は作成されるのですが、
オンライン化されると、
(1)専用フォームで必要書類を提出
(2)オンライン会議にて、ファイルを共有し、内容を確認しながら文書を作成
(3)公証人による電子署名
にて、公正証書が完成する。
記事によると、2023年法改正、2024年度中にシステム整備、2025年からの運用開始予定、とのこと。
ネットやオンラインについていけない士業は、これからますます業務環境が厳しくなる気がします。
司法書士は、オンライン登記申請をはじめ、士業の中ではWEBやネットが進んでいる方だと言われていますし、
電子署名やクラウドサイン等、実際に使う場面や相談されることも多いと思います。
こういった分野のアップデートも必要ですね。
(楽しんで使うのが一番かと思いますが)