皆さん、こんにちわ。
司法書士の柿沼です。
日本人には、氏と名があります。
私の場合は、「柿沼」「大輔」です。
子どもが生まれたら、14日以内に出生届を提出しなければなりません(国内の場合)。
その際に、子の名前を記載して提出するのですが、この時に、子の名前に使える漢字は法定されています。
※法務省HP 子の名前に使える漢字
そして、人の名前に使える漢字は、正字、俗字、誤字、悪字に分類されます。
特に、昔の方の氏名は、手書きで戸籍謄本に記載されていたため、パソコンでは出てこない字も少なくありません。
そんな時に、どのように登記をするのか、氏名の変更登記が必要なのか、それとも、更正の登記が必要なのか、
そんな細かいところに神経を使う仕事が登記業務であり、
司法書士は不動産や会社の登記をする際に、人の氏名にはとても気を遣う士業ナンバーワンです。
渡辺?
渡邉?
渡邊?
渡部?
和田鍋?
どの事務所も下記のような「誤字俗字・正字一覧」の書籍が本棚にあるのではないでしょうか。
私は司法書士になって、はじめてこのような世界があることをしりました。
自分の思い込みで人の名前を素通りしてしまうと、後々、大きなトラブルになりかねません。
そんなマニアックな司法書士の世界をちょっとだけお伝えしました!!